iTween のStop ではまる

iTween のエラーで処理が止まる

Unity のアセットのiTweenは超便利ですが、使い方ミスってすごくハマった話。

現象としては、iTween.Stop() でエラーになる。
1回目の呼び出しは大丈夫なんだけど、いろいろゲームをプレイしたあと、iTween.Stop()をするとエラーになるというもの。

MissingReferenceException: The object of type ‘GameObject’ has been destroyed but you are still trying to access it.
Your script should either check if it is null or you should not destroy the object.

というわけで、参照がなくなっていると出る。

原因と対策

原因は、iTween.MoveTo 実行中に、そのGameObjectを削除したためだった。
極端な例↓

1
2
iTween.MoveTo(gameObject, new Vector2(10f, 10f), 5f);
Destroy (gameObject);

こうすると、iTween内で使用しているリストiTween.tweensのGameObjectが残ったままになるっぽい。
事実、 iTween.Count() すると、いつまで経っても カウントが0にならなかった。

一度、こうなるといつまで経っても残ったままになってしまう。しかもシーンをまたいでもそのままになってしまうので、かなり痛い。
iTween.tweens.Clear() をすればクリアすることができるのでこれを使うことにした。

確認バージョン

Unity 4.5

Unityカテゴリの記事
Color SpaceがLinearのときUIの透明度が正しくならない
History Inspectorの紹介
History Inspectorの紹介
敵AIとビジュアルスクリプティング
Chronosを使った感想
コンポーネントの順番をスクリプトから並び替える
Smart Inspectorの紹介
Kris' Favorite Assets が便利
キー操作でUIのナビゲーションをループさせる
TextMeshProのSprite Assetを更新する
UnityPhysicsDebugDraw2D が便利
色管理を考える
細かいTips
ビルドスクリプトを書く
AnimatorのCulling Modeでハマった話
Vectrosityを使ってUGUI上で線や円のアニメーションをする
スプレッドシートからjsonデータを読み込む
ビジュアルノベルアセットFungusにコマンドを追加してカスタマイズする
Skinned Mesh Renderer の Boundsについて
シーンごとにビルド結果の容量を出す
シーンビューにクオリティ設定のスライダーを出すエディタ拡張
ビルド結果のFile headersが大きい理由
フリーのビジュアルノベルアセットFungusを使ってRPGのイベントを作る
Move To View を改良する
フリーのビジュアルノベルアセットのFungusが便利
Visual Studio で保存時にフォーマットする
スプレッドシートからデータを読み込む
Easy Save2 で シリアライズされたクラスを保存する
ShaderでSpriteの色相をシフトする
Sprite、Texture の 色相をシフトする
uGUIのButtonをクリック時にハイライトのままになる
uGUIのCanvas Groupを使って透過処理をしたり、操作を制限する
自作のコンフィグ画面に必要なもの
uGUIでトグルなボタンを作る
uGUI で動的にボタンを作る
Easy Save2 を使ってみる
csv読み込んで ローカライズ
LoadLevelAdditive で共通シーンを加算
画面全体に色をかける
Any State でどこからでも遷移できるようにする
sprite の multiple で 境界がおかしくなる
2D画面に線を引く Line Renderer
Renderer の Materials を スクリプトから設定する
背景をスクロールさせる