複雑な計算式はプラグインで記述する

ダメージ計算式のプラグイン化

ダメージの計算式は基本的に直接テキストボックスに書けば良い。
しかし、何行にも渡るような複雑な計算式を実現したい場合、狭すぎて記載しにくい。
そこで、そういった場合はプラグインとして記述する方法がある。

例えば、以下のようなプラグインを作る。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
(function(global){
global.Calc = {
SpecialAtk: function(a, b){
//a b は計算式で使っているのと同様

//ここでは例として生きているメンバーのatkの合計をダメージとする
var members = $gameParty.aliveMembers();
var atk = 0;
for(var i = 0; i < members.length; i++){
atk += members[i].atk;
}
return atk - b.def; //returnした数値が計算式の結果となる
}
};
})(this);

そして、計算式を記述する際に、Calc.SpecialAtk(a, b); のように記載すればOK。

こんな感じ

応用

これと同様に条件分岐のスクリプトの箇所もプラグイン化すると複雑な条件分岐を書きやすくなる。

こんな感じ

RPGツクールMVカテゴリの記事
リリース時のチェック項目
回想の実装を考える
環境依存系のエラー調査など
アイコンセットの画像が大きすぎると黒い四角が表示される
マップのリフレッシュの話
ゲームループの話
最近制作した細かいプラグイン
ツクールのピクチャ番号の扱いについて
容量の大きい音声ファイルをロードするとクラッシュする
テストのレポートを作るプラグイン
フィルタをかけると画面全体が拡大されてしまう
並列実行中のコモンを最初から実行するプラグイン
メニューとマップのスクリーンショットについて
イベントのテストでエラーになるプラグインのケース
ロードした結果が異なる場合がある
プラグインの使用状況を出すプラグイン
装備を記憶、ロードするプラグイン
ピクチャの色あいを変えるプラグイン
ピクチャの色相を変えるプラグイン
デバッグ画面にショートカットキーを追加するプラグイン
BGSを保存・再開するプラグイン
敵キャラにデフォルトのステートを付与するプラグイン
ゲーム画面外演出を考える
ニコニコっぽいテキストを表示するプラグイン
一括入力がしやすいテキストエディタプラグインの紹介
ウィンドウをたくさん出すプラグイン
マスクを使ってゲージを作る
シーンに引数を渡す
シーンからマップに場所移動
ウィンドウに画像を表示する
スプレッドシートからjsonにしてツクールに取り込む
ランダムにアイテムを取得するプラグイン(MV版)
全てのアイテムを取得するプラグイン
TweenプラグインのTorigoya_Tween.jsが便利
独自のデータをセーブする
loadBitmapを使うときはsmoothに注意する